経営伴走支援

どういった資料を使って、経営伴走支援を行っているかご紹介いたします。
弊社では、毎月「KOBA式月次決算書」という資料を使っています。
「KOBA式」ですから、弊社独自の帳票です。
すべてご紹介したいところですが、特徴的な以下の2つの資料についてご説明いたします。

年計グラフ


これは、一つ一つの点が12か月の合計を示しているので、常に現在の決算数値を表しているのが特徴です。季節変動があったり、決算で棚卸をすると決算数値が大きくずれる会社などは、とても役立ちます。いつでも12か月合計数値を見れるので、正しい会社の業況判ができます。会計事務所でよく見る対前年比の月ごとの棒グラフでは確認できません。グラフが右肩上がりであれば業績が上向き、右肩下がりであれば業績が下降気味であることがわかり、趨勢をいち早くキャッチできます。
これを応用して、
「得意先別年計表」「商品別年計表」「担当者別年計表」を作成すると
どの得意先に力を入れればよいのか?(得意先の趨勢)
どの商品が市場のニーズをキャッチしているのか?(商品の成長曲線)
どの担当者が成果を上げているのか?(売上重視になっていないか)
を確認することができ、
戦略の方向性を誤ることなく先手先手の経営を行っていくことができます。

未来会計図


未来会計図があれば、数字が苦手でも、会社の数字をビジュアル的にとらえることができます。〇〇率などの難しい用語は覚えずとも、視覚的に経営数字をとらえることができれば、経営判断のいろいろな場面で応用することができます。

この未来会計図の利用の方法

例えば、
原材料費が上がるのに、値上げしなかったらどうなる?
今期下半期で人材採用しようと思うけど、黒字か、赤字か?など簡単にシミュレーションできます。
ですから、「未来会計図」を使うと、値引きしてでも受注すべきか?
値上げしても何個売れたら値上げ前の利益と変わらないか?などを予測できます。
つまり、どこに手を打てば利益が出るかを教えてくれる資料になります。

その他

ほかにも「図解でわかるキャッシュフロー計算書」や「資金別貸借対照表」などありますが、毎回すべてをご説明するわけではなく、会社のフェーズに合わせて資料を使っていきます。

お客様の声

各店舗の店⻑が売上ではなく、利益を重視してくれるようになった。

小売業 N社

店舗ごとの管理を⾏うようになって、各店舗の店⻑が売上ではなく、利益を重視してくれるようになった。また、未来会計図で会社の事業構造を理解し、どこに手を打てば利益が出るかがわかるようになった。

毎月棚卸をするようになって、無駄な仕入れがなくなった。

飲食業 W社

各店舗の部門管理を行うことで、人件費や材料代などを適正に配分することができるようになった。また毎月棚卸をするようになって、無駄な仕入れがなくなった。決算の着地見込みができるので、経営力向上計画を提出し、優遇税制を受けることができた。

創業融資を受けるため事業計画策定を依頼した、その後も引き続き伴⾛⽀援をお願いしている。

教育サービス業 T社

⾦融機関から紹介され、創業時の事業計画策定を依頼し、満額希望の融資を受けることができた。その後も引き続き予実管理してもらい、安⼼して本業に集中できている。